ゲートウェイドラッグって意味わかりますか?
カンナ初めて聞いたんですけど、強い副作用や依存性のある薬物(覚醒剤やヘロインなど)の使用の入り口になる薬物のことで、大麻はこれに入っているんです。
大麻は本当にゲートウェイドラッグなのか。世界では様々な意見があります。
ここで、今回は
- 大麻についての誤解や研究結果
- 大麻はゲートウェイドラッグなのか
- 日本人利用者の声
をお伝えしようと思います!
大麻についての誤解や研究結果

大麻にはインディカという種類と、サティバという種類があります。
インディカは鎮静剤であり、サティバスは高揚剤、インディカとサティバが2つの明確な効果をもたらすという信念は、依然として多くの人が信じているのですが、これは誤解だと言われています。
こういった種類分けをするのは非常に困難であると研究結果が出ているのです。
なぜなら、カンナビス(大麻)にはどちらにも当てはまらないような化学物質が数百種類あるからです。
カンナビスの化学構造はとても複雑で、そんなに単純に分けることができないのです。
ですので、大麻についてはまだ謎が多いのです。
しかし、禁止薬物ですから、研究も進んでいるとは言えません。
CBDに関しても、吸入や経口などいろいろ摂取方法はありますが、はっきりどどちらがいいのなどは研究で明らかにされておらず、まだまだ謎が多いです。
それもカンナビスの研究が進んでいないことが関係しています。
カンナビスを使用している使用者の9%が依存症になると推算されていますが、これも研究が勧められていないため、単純にカンナビスによる治療を受ける感が数が増えているから依存症が増えているのか、カンナビス自体に9%以上依存症になる確率が高いのかも詳しくはわかっていません。
それだけ、まだ謎のおおい大麻なのです。
そんな研究事情の中で、大阪大学大学院医学系研究科解剖学講座(分子神経科学)の木村文隆准教授を中心とする研究グループは、大脳皮質の神経回路形成に複数のメカニズムが関与することを解明しました。
大麻の有効成分であるカンナビノイドが滞納皮質神経回路の破綻をきたすことを世界で初めて明らかにしたのです。
カンナビノイドが正しい脳の配線を削っていってしまうというものです。
これから研究が進められると、まだまだわかってくることが増えてくるでしょう。
大麻はゲートウェイドラッグなのか?

ゲートウェイドラッグには、酒やタバコも入りますが、日本では2013年の危険ドラッグ規制から、大麻を代用して検挙されるケースが増えています。
しかし、全米科学アカデミーの医学研究所が1999年に発表した報告書では、「マリファナが、その特有の生理的作用により、他の薬物への飛び石になっていることを示すデータは存在しない」と発表しています。
大麻使用経験のある1億1100万人のうち、その後にハードドラッグへ発展したのは4%しかいないという調査結果も出ています。
その結果をみると、大麻が本当にゲートウェイドラッグなのか、わからなくなりますね。
日本人利用者の声

日本では違法の大麻ですので、もちろん海外に移住されて、大麻が合法とされている国に住んでいる方の声です。
https://twitter.com/takuma_NEOTRIP/status/1192979368169000960
https://twitter.com/takuma_NEOTRIP/status/1287043109591724034
この方はカナダに住んでおられますね。
大麻を利用して快適に過ごしていると言われています。
https://twitter.com/legalizejapan/status/1279551714199126018
オイルを作ると含有量を確かめる為にラボに検査してもらいます
このバッチはTHC 64.4% CBD 11.38% とかなり濃度の高い物が作れました
リックシンプソン氏は癌の治療にこれを毎日1グラム摂取する事を勧めています
私も5年前に癌になった時、3ヶ月毎晩飲み続けて癌が消えました
だから医療大麻です pic.twitter.com/5qyccmpH7q
— Kiki 大麻のある暮らし (@legalizejapan) May 16, 2020
SF郊外の老人ホームには住民達が営むカナビスクラブがあり毎月ゲストスピーカーを呼んで勉強会。今月はWeed The Peopleでお馴染みのマーラゴードン氏でみんな熱心に受講してました。「CBDのアイソレートは効きませんよ。全草大麻でないといけません」はい、おっしゃる通りです。 pic.twitter.com/OL69kqhlDr
— Kiki 大麻のある暮らし (@legalizejapan) March 15, 2019
この方はサンフランシスコに住んで大麻をご自分で育てていらっしゃいます。リンパ腫で大麻オイルを使って治療し、効果があったということで合法化へ向けて活動されている方です。
海外で大麻が合法化されているところは、使用する人が多いから取締りきれず、量を規制することで乱用を防いでいるという認識でしたが、この方達をみると、合法がいいのか、違法のままがいいのか、判断が分かれるところだと思います。
まとめ

ここで、今回は
- 大麻についての誤解や研究結果
- 大麻はゲートウェイドラッグなのか
- 日本人利用者の声
をお伝えしました。
大麻の研究は、大麻が違法であるということからあまり進んでいないのが現状のようです。
海外で合法とされている国は、大麻を楽しんでいる日本人もいて、健康被害などは訴えていませんが、日本の研究では脳の配線を削ってしまうという研究結果も出ています。
ゲートウェイドラッグではないという研究結果もあり、いろいろ意見が分かれているのがわかります。
大麻に対しては、これからどんどん研究がされるべきでしょう。
そして、メリットデメリットについての情報がまだ欲しいところです。