あなたは『CBD(カンナビジオール)』をご存知でしょうか?
CBDとは、カンナビジオールという麻に含まれる成分です。
あまり聞き覚えのない言葉だと思いますが、今このCBDが大注目なのです!
この記事では、
- CBDの効果
- 実際に医療に役立った実例
などもお伝えします。
また、いいこともあれば、リスクも・・・・?!
CBDのリスクもあわせてお伝えしますので、どうぞご覧ください!
CBDの効果ってなに?

CBDって、麻から抽出されるのですが、それを聞いて、
「ちょっと待って!」
って思った方もいるでしょう。
麻といえば、大麻草をイメージしてしまうかもしれません。
っというかそのイメージ通りで『麻=大麻草=マリファナ』で間違いありません。
しかし、日本の大麻取締法で取り締まっているのは主に麻から抽出できる『THC(テトラヒドロカンナビノール)』という成分であり、『CBD(カンナビジオール)』は規制の対象でありません。(THCとCBDは同じ一つの麻でも成分抽出部分が異なります。)
もっと突っ込んだ話をざっくり紹介すると、
大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。 引用:https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=81108000&dataType=0&pageNo=1
っという法律なのですが、日本で流通しているCBD製品は、規制対象ではない麻の茎と種から抽出されています。
ですので、安全なのですね。
ちなみに察しの良い方ならもうお気づきかもしれませんが、仮に今持っている、または購入を検討している『CBD』の製品がそもそも麻の成熟した茎および種子じゃない部分から抽出されて作られていた場合は大麻取締法の規制対象となります。(海外製の粗悪品もあるんです)
詳しくは以下の記事にまとめてありますのでよろしかったご参考にm(_ _)m
CBDの『効果』についての話に戻します!
CBDの効果で主なのもは、
- ①不安やストレスを軽減する
- ②幸福感、高揚感、記憶力増進
などがあります。
これらは、『至福物質』とも呼ばれますね。
そのほかにも、
- ③抗酸化作用
- ④創傷治癒作用
- ⑤記憶力増進
などのありがたい作用もあります。
どうしてCBDには効果があるの?
ここまでCBDの効果についてお話ししてきましたが、CBD(カンナビジオール)にはどうしてこのような作用があるのでしょう?
普通のサプリメントと同じなのでしょうか?
現役看護師の私が今回徹底的にググったことや知っていることをまとめてお話しすると、 通常サプリメントは、薬ではないので即効性はなく、数週間から数ヶ月かけて腸から吸収されて効いていきます。
しかし、CBD(カンナビジオール)は、サプリメントとはまったく異なり、体の中にあるECS(★1)を活性化し、脳の受容体に直接作用するのです!
(★1)ECSとは、人間には本来備わっている身体調節機能です。
感じること、動作、食欲、睡眠、不安コントロールなどの生態系の機能のバランスを保つ重要な役割を担っています。
このECSに直接作用するので、CBDは癒し効果や睡眠を提供してくれるのです。
CBDが医療的に役立った実例はある?
それでは、CBDが医療現場で役に立っている実例はあるのでしょうか?
調べてみるとアメリカでは大変人気があり、クリームや衣料品なども出ています。
しかし、日本には、『大麻=麻薬』というイメージがあるせいで、抵抗を持つ方も多いようです。
日本で使用されているものは、許可されているものをきちんと使用しているので、違法性はありませんので、ご安心ください。
さらに日本の法的許可が通っているCBDは、多幸感を感じるテトラヒドロカンナビノール(THC)が入っていないため、ハイになったりすることもありません。
周知の事実かもしれませんが、日本の医療では、医療用麻薬と言って、モルヒネが実際に使用されています。
しかし、医療用大麻は認められていないので、許可された範囲での使用になります。
実例としては、がん患者の抗癌剤や放射線治療の副作用の苦痛を軽減するのに実際に使っているクリニックがあります。
抗癌剤や放射線治療は副作用も大きく、ストレスが大きいですから、まさに適役なんですね。
また、不眠症の方も入眠導入の良さから使用されています。
現在使用されている睡眠薬には常習性が出てしまうものもあるので、CBDなどは言ってしまえば麻から取れる『天然由来の自然成分』なので安全に使用できていいですね。
今後は、抗酸化作用や、創傷治癒作用に対しても使用を進めて行っているところのようです。
CBDと医療に関する記事はこんな記事もまとめてあります◎
CBDにはリスクはあるの?
ここまで聞くと完璧!なCBDですが、リスクはあるのでしょうか?
研究によると、
- 神経過敏
- 食欲減退や排尿量の減少
- 胃腸障害
- 発疹
- 呼吸障害
などがあったという事例もありました。
しかし、これは電子タバコによる吸入の副作用なので、オイルなどとはまたちがうのでしょうが、実際にリスクもある以上、購入する際はきちんとしたところから購入し、熟知した上で使用するべきでしょう。
医療大麻の成分
— Kotaro (@Kotaro051416) January 15, 2020
CBDを扱ってる友達がいて
薬事法の関係でどんな効能があるのか中々言わなくて、問いただした結果
禁煙
節酒
食欲抑制
リラックス
生理痛
筋肉痛
頭痛
神経痛
吐き気止
薬物中毒緩和(臨床試験中)
パーキンソン病
てんかん
ADHD
鬱
線維筋痛症
糖尿病
依存症
副作用なし
凄すぎない?
上記のツイートのように、実際に扱っている友人から聞いた事をまとめている人もいたのでこちらにもお借りしてまいりました!
また危険性やリスクについてはこんな記事もまとめました!
まとめ
CBD(カンナビジオール)の効果や実際に医療現場での使用例、そしてリスクについてお伝えしました!
- 『CBD』は日本で規制されている成分ではない
- CBDには今わかっている中でも5つのありがたい効果がある
- 実例として、がん患者の抗癌剤や放射線治療の副作用の苦痛を軽減するのに実際にCBDを使っているクリニックがある
- リスクもいくつかあるので、まずはよく知ることが大事
っということがわかりました!
最近不眠症気味の筆者もかなり気になっているCBDですが、リスクもあるため、購入する際にはきちんとしたサイトで購入し、使用方法を守ろうと思っています!
CBDを利用しているクリニックを受診するのもお勧めです。